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au版Galaxy S10にAndroid 10アップデートを速攻で適用してみた
【Galaxy S10 SCV41】
2020年1月22日 11:00
Android 10が正式リリースされてから約4カ月後の2020年1月15日、au版Galaxy S10(SCV41)でもついにOSアップデートが入りました! 事前予告がほぼなかったのでビックリしましたが、なにはともあれめでたいですね。毎度のことながら私、適用当日の朝イチに更新作業を敢行。すでに数日使いましたので、感想を残しておきたいと思います。
Android 10にアップデートしてみて、一番変化を感じたのが、ホームボタン・戻るボタン周りのカスタマイズ性向上です。本誌でおなじみ、大和哲さんが2019年9月のAndroid 10公開直後の記事で触れておられます、いわゆる「ジェスチャーナビゲーション」がGalaxy S10でも利用できるようになった格好です。
Pie時代のGalaxy S10では、戻る・ホーム・履歴(タスク表示)の3ボタン操作を、タップではなくスワイプでやるという、一風変わったジェスチャー操作モード機能がありました。ボタン表示領域が減ってその分画面が広く使えるという利点は、その段階ですでに享受できていました。
この操作モードも引き続き使えるのですが、新たに搭載されたAndroid 10流のジェスチャーナビゲーションは、「戻る」を画面の左右両端から中央側に向けてスワイプすることで行うというのがなかなか斬新。なるほど、これなら確かに片手操作がしやすいです。
ちなみにスワイプ方向が違っても、実行されるのはあくまで「戻る」。左端から中央、右端から中央のどちらでも、内容は変わらず同じ「戻る」となります。右手操作でも左手操作でも、使いやすさは変わりません。
また、「ホーム」は画面下部からのスワイプで行いますが、「履歴」はそれと同じスワイプ操作をした後に指を離さず長押しします。スワイプの起点は変えず、指の動かし方だけで呼び出し機能が使い分けられるようになったため、相対的に「履歴」へのアクセス頻度が増えた印象です。
このほかで目に付いたのは、通知パネル関連の変更。音やバイブを鳴らないプッシュ通知が「サイレントの通知」として、通常の通知とはやや区別されて通知パネルに表示されます。受け取った通知を長押しすれば、すぐに通知をサイレント化するための設定が呼び出せるのも、良い変更だと思います。多すぎる通知音がイヤで通知そのものがオフにされては、元も子もありませんし。
それともう1つ、アップデート告知などではあまり言及されていないのですが、どうやらIEEE 802.11ax(Wi-Fi 6)への対応も、Android 10適用と同時に実施されたようです。本体設定の「認証情報」画面にもしっかり「IEEE 802.11ax」の表記がありますし、サポート情報サイトで公開中の説明書を旧版と読み比べると、やはり同様の記載が確認できます。しかし、我が家にはWi-Fi 6対応ルーターがないので、効果を実感するのはまだまだ先になりそう……。
それにしても、OSアップデートはいいものですね! また新鮮な気持ちでGalaxy S10と向かい合えそうです。Galaxy Sシリーズの次期モデルも気になりますが、毎月割がまだ残っているし、今回は様子見スルーしてしまうかも?