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「Otter」の導入支援を開始へ、ドコモ、Otter.ai、みらい翻訳が連携

 NTTドコモは、音声認識AIサービス「Otter」を提供するAISenseと機械翻訳サービスを手掛けるみらい翻訳と連携しOtterの日本での事業展開へ向けて協業を開始した。また、2019年12月12日にNTTドコモ・ベンチャーズはOtter.aiに出資した。

利用イメージ

 Otterは、スマートフォンで録音した英語音声をリアルタイムにテキスト化できるサービス。複数人の音声識別に対応しているほか、AIによる高精度な文字起こしにより、レポートや議事録の作成時間を削減できる。

 働き方改革などでの業務効率化の必要性が高まる中、翻訳業務の効率化の需要が伸びている。ドコモでは、ベルリッツ・ランゲージセンターにおいて市場調査の一環として受講生に対し、Otterの案内を行っており、2020年度からはOtterの企業への導入支援を開始する。また、みらい翻訳のサービスとOtter.aiのサービスを組み合わせたセキュアな環境での高度な翻訳サービスの実現に向けた検討を開始する。

デモイメージ

 1月23日~24日に開催される「DOCOMO Open House 2020」において、Otterが起こした英文を、みらい翻訳とドコモの共同開発による機械翻訳エンジンでリアルタイムに日本語訳するデモンストレーションを実施する。