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子どもがドローンで尼崎城の外壁調査を体験、キッザニア監修イベントにKDDIが協力

 兵庫県尼崎市は、子どもの職業・社会体験施設「キッザニア(KidZania)」の企画・運営を行うKCJ GROUP監修のもと、よりリアルな体験を追求したプログラム「Out of KidZania inあまがさき」を3月28日に開催する。

 KDDIは、同イベントにてお城の外壁調査の仕事を行う「ドローンプログラミング」を提供する。

 同プログラムでは、ドローンが飛行するルートを子ども達がプログラミングした後、ドローンで実際に城の外壁状態を確認し、報告書としてまとめるまでの工程を体験する。

お城の外壁調査の仕事「ドローンプログラミング」イメージ図

 KDDIによる「ドローンプログラミング」は、5G時代に向けた、新たな技術を想定した仕事体験の提供のほか、建物の外壁修復調査のような、危険の伴う作業に対して、より安全に働ける未来の仕事体験を提供することを目的としている。

 このほか、尼崎市内の地元企業などにより「尼崎城お城ガイドの仕事」や「阪神電車運転士の仕事」など尼崎市ならではの仕事体験に加えて、動画制作・はんこ職人の仕事など、全14種類の体験プログラムが提供される。

 イベントは3月28日の午前10時~午後3時、尼崎市開明庁舎、開明中公園、尼崎城、阪神電車まなび基地の計4か所で行われる。対象者は小学校1年生~6年生で、人数は延べ268人。参加予約は1月28日から専用の申込サイトで受付している。

 参加費は無料だが、一部のプログラムには材料費が必要なプログラムがある。