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ソフトバンク、手提げ袋に石灰石と植物由来樹脂を使用した新素材の「Bio LIMEX Bag」を導入

 ソフトバンクは、ソフトバンクとワイモバイルの店舗で提供する手提げ袋に、石灰石と植物由来樹脂を使用した「Bio LIMEX Bag」(バイオライメックスバッグ)を2020年5月から順次導入する。

 今回採用された「Bio LIMEX Bag」は、主原料に紙・プラスチックの代替となる「LIMEX」(ライメックス)を採用した新しい袋。LIMEXは、日本企業のTBMが開発した新素材で、プラスチックや紙の代替製品を製造できる。主原料の石灰石と植物由来の樹脂を利用し、石油由来の樹脂を一切使用しない「Bio LIMEX」を採用することで、従来のプラスチック製の袋と比較して、石油由来プラスチックの使用量や二酸化炭素の排出量を大幅に削減できるという。

 ソフトバンクは、全国約6000店舗で年間約550万枚使用しているプラスチック製手提げ袋を廃止し、「Bio LIMEX Bag」へ切り替える。これにより、石油由来プラスチックの使用量を約40トン削減できる効果が見込まれるという。

 ソフトバンクでは2019年12月より、全国の直営店や神奈川県と福井県の一部店舗でLIMEXを採用した手提げ袋の試験導入を実施。石油由来プラスチックの使用量を削減できる環境性能と、プラスチック製品と変わらない十分な耐久性、柔軟な手触りなどが評価され、全店舗での導入が決定した。