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10Gbpsの「フレッツ 光クロス」登場、Wi-Fi 6対応ルーターをレンタル

 NTT東日本とNTT西日本は、最大で上下約10Gbpsという通信速度で利用できる宅内向けの光ファイバー(FTTH)サービス「フレッツ 光クロス」を4月1日より提供する。

 利用料は月額6930円(税込、以下同)。Wi-Fi 6および10GBASE-T対応のルーター「フレッツ 光クロス対応レンタルルータ」も用意され、月額利用料は550円。Wi-Fi 6対応のスマートフォンやタブレットで、最大2.4Gbpsで通信できることになる。

 当初のエリアは、東日本では足立区、杉並区、江戸川区、練馬区、世田谷区、葛飾区、大田区、板橋区の一部。西日本では大阪市と名古屋市。3月16日から申し込みを受け付けるが、名古屋のみ5月11日の申込受付開始で6月1日からの提供となる。

 「フレッツ 光クロス」は、他の事業者へ貸し出す光コラボレーションの対象となる。光コラボレーションモデルを利用する1社であるNTTドコモでは「(ドコモ光での10Gbpsサービスの提供について)検討はしているが、決まったものはない」としている。