米Qualcommは5月28日(現地時間)、Wi-Fi 6EとBluetooth 5.2をサポートするモバイル端末向けチップ「FastConnect 6900」および「FastConnect 6700」を発表した。
FastConnect 6900は最大3.6Gbps(6799は3Gbps)を提供する。6GHz帯域用に1200KHzのスペクトルを追加することで、Wi-Fiスペクトルを3倍にする。これによりレイテンシが少なく、高速な接続が実現でき、クラウドゲームやVR動画のストリーミングが快適になるとしている。Bluetooth 5.2と組み合わせることで、周辺機器のレイテンシも少なくなる。BluetoothオーディオはaptX Adaptive、aptX Voiceをサポートする。
これらのソリューションは現在サンプル出荷中で、商用出荷は2020年後半の予定。来年には搭載製品が登場する見込みだ。
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