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「Xperia 1 II」を購入、電動ジンバルの装着や風雑音除去で屋外の歩き撮影に便利!

【Xperia 1 II SO-51A】

 NTTドコモから発売された「Xperia 1 II SO-51A」を購入しました。Androidのメイン端末としては、前モデルの「Xperia 1」からの買い換えです。

 Xperia 1自体は非常に気に入っていて、普段使いならあと1年以上は問題なく使えると思っているのですが、ひとつだけどうしても気になるポイントがあって買い換えました。

 その気になるポイントは「電動ジンバルを装着するとアームが映り込んでしまう問題」です。Xperia 1からメインカメラの構成が、広角+超広角+望遠の3眼となりました。しかも動画撮影にも力をいれていて、映画のような本格的な動画撮影ができる「Cinema Pro」も搭載されています。

 筆者個人として、YouTubeチャンネルをしていることもあり、スマートフォンでの動画撮影はXperia 1で行っていたのですが、電動ジンバルを装着すると、超広角カメラ使用時に電動ジンバルのアームが映り込んでしまうんです。

 3種類くらいの電動ジンバルで試してみましたが、Xperia 1は超広角カメラが本体の中心に近いところに配置されていることもあり、全部ダメ。そのため超広角カメラでの撮影は諦めるか、電動ジンバルへの装着を裏表逆にして装着して、電動ジンバルとしては反対向きに撮影といった対処でなんとか撮影していました。

電動ジンバルの映り込み

 これがXperia 1 IIでは解消されています。

 Xperia 1 IIでは、超広角カメラが本体背面中心からいちばん遠い左上に配置されているので、少なくとも現在筆者が使っている電動ジンバル「OSMO Mobile 3」は、アームが映り込みません。これなら撮影も捗ります。

 ちなみに筆者が電動ジンバルにこだわるのは、やはり手ぶれの問題です。最近のスマートフォンは、動画撮影時の手ぶれ補正に力をいれているモデルも多いですが、まだまだ完璧とはいきません。これはXperia 1 IIも同じです。

電動ジンバル装着有無の違い

 上の動画は、電動ジンバルにどれくらい効果があるかテストした動画です。

 手持ちで歩きながらの撮影は、手ぶれというか、手ぶれを抑えるための処理でカクカクとした動きが目立ちます。一方電動ジンバル装着時は、歩行時の上下の動きは若干あるものの、ヌルヌルとした映像になっています。

 スマートフォンでの動画撮影時に、電動ジンバルに筆者がこだわる理由がおわかりいただけると思います。

 さらにXperia 1 IIには「インテリジェントウィンドフィルター」という機能が新たに搭載されています。AI技術を使ったノイズ軽減技術なのですが、これがかなり使える機能です。

 屋外での動画撮影で困るのが風雑音です。風が強いときに撮影すると、風がマイクに当たって「ボボボボボ」と雑音が入ってしまいます。

 そのため風が強いときの動画撮影は、もふもふとしたウインドジャマーを装着した外部マイクを使ったり、撮影後にエフェクト編集でノイズを取り除くといっためんどうな作業が必要です。

 これがインテリジェントウィンドフィルターをオンにして撮影するだけで、風雑音を軽減してくれます。

インテリジェントウィンドフィルターのテスト

 上の動画は「インテリジェントウィンドフィルター」の機能をテストした動画ですが、違いがかなりわかると思います。

 風がマイクに当たって発生するノイズがかなりおさえられ、話し声も聞きやすくなっています。若干フィルターの効果で話し声も影響がでている部分もありますが、ノイズで聞きにくいという状況よりははるかにまし。屋外での撮影が捗りそうです。