本日の一品

スマホスタンドにもなる、テーブルにバッグをぶら下げられる2WAYハンガー

 ファーストフードなどの飲食店では、バッグを床に直接置くのは少々ためらわれるもの。またファーストフードでなくとも、荷物カゴなどが近くにない場合、荷物をどこに置けばよいか困ることもしばしばだ。

 こうした場合に役立つのが、テーブルの端にバッグをぶら下げられる、バッグハンガーやバッグフックと呼ばれる製品だ。普段は畳んで持ち歩き、必要に応じてテーブルに引っ掛け、下部のフックにバッグをぶら下げる仕組みだ。

パッケージ。日本語だがメーカー名はない
製品本体。長さが65mmと、キーホルダーにぶら下げるにはやや大柄
横から見るとフラットな形状をしている。厚みは約18mm
展開した状態。横から見ると口が狭まったコの字になる

 バッグハンガーの形状および素材はさまざまだが、今回紹介する製品は亜鉛合金製ということもあり、この手の製品としてはかなり頑丈。耐荷重も3.5kgあるため、大型のノートパソコンが入ったバッグでも耐えられる。折りたたみが可能なため、バッグやポケットの中に入れて持ち歩いてもかさばらない。

テーブルに設置してバッグを引っ掛けることが可能だ
上部のバーだけを立てた状態でスマホスタンドとして使える
スマホを立てた状態。バッグフックとは排他利用になるが、重宝するケースもあるだろう
角度は変更できないが、見かけに反して安定感はある

 また本製品はスマホを立てて、デスクなどの上で見やすい状態にしておけるのも特徴だ。バッグを吊るす機能とは排他利用になるが、使えたからといって損をするわけではなく、出先で作業をするにあたって重宝するシーンもあるだろう。

 個人的にポイントなのが、男女問わず使えるデザインであることだ。こうしたバッグハンガーは、女性向けの通販カタログに掲載されていることが多く、女性がバッグの中に忍ばせておくことを想定した、花柄などのデザインの製品が多い。本製品は直線主体のデザインで、男性でも違和感なく使える。

 一方でややネックとなるのが、フック先端とベース部の間隔が35mmとかなり狭いことだ。フックに引っ掛けるバッグの持ち手の厚みも考えると、対応するテーブルの天板厚は、実質30mmまでに限定される。飲食店のテーブルはこれ以上の天板厚であることも多く、できればもう少し余裕を持った設計であってほしかった。

フックの間隔はおよそ35mm。あまり厚い天板で使うのは難しい

 今回筆者が購入した製品は2000円強とやや高いが、Amazonでざっと調べる限りでは、千円前後で購入できる同等品もあるようだ。同一の品かどうかは不明だが、購入を考えている人はリンク先の製品だけにこだわらず、同等品も含めてチェックすることをお勧めする。

製品名発売元実売価格
スマホスタンドになるバッグハンガー弁天インテリア2100円(税込)