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ソラコム、Sigfoxなどを活用した0Gセンシングデバイスの開発や導入をサポートするサービス

 ソラコムは、LPWA(0G)を活用した0Gセンシングの大規模な産業利用を検討している企業向けに、IoTデバイスの開発、量産をサポートする「SORACOM エンジニアリングサービス」を開始した。

 SORACOM エンジニアリングサービスは、ソラコムのIoTプロフェッショナルコンサルタントがIoTプロジェクトチームに参加し、SORACOMプラットフォームのサービスを活用したデバイスの設計、量産、導入を支援するサービス。ソラコムに登録する100社以上の認定パートナーも協力することで、0Gセンシングに最適なデバイスの提供を支援する。

 携帯電話で利用されるLTE(4G)、最新世代で超高速・大容量の5Gに対し、低容量・低速のIoT向け通信であるLPWAを“0G”として、近年、移動体の位置情報トラッキングや環境センシング、機器や装置の稼働管理などの用途で、SigfoxなどのLPWA(0G)を活用した0Gセンシングの取り組みが増えてきている。

 しかし、システムの構築にはデバイス、通信、クラウドの全てのプロセスで適切な設計が必要なことや、0Gセンシングに対応する通信デバイスが少ないことが課題となっている。

 SORACOMプラットフォームで提供される複数のセルラー回線やIoT向け通信規格と、さまざまなアプリケーションを活用することで、IoTデバイスをシンプルに設計できるほか、開発期間やコストを最適化することもできるようになるという。

SORACOMを活用した、0Gセンシングを含むシステム構成例
支援範囲