新型コロナウイルスの影響から、自宅でのテレワークで仕事をしている人が増えてきた。その際にミーティング用としてよく使われているのが「Zoom」だ。PCからZoomを利用してもいいが、外出先でオンライン会議をしたり、プライベートなオンライン飲み会をしたりするときは、スマホでZoomを使うこともあるだろう。
その際に背景を映すのは気が引けるときに便利なのが「バーチャル背景」だ。自分の顔だけを切り取って、別の背景を映すことが可能だからだ。今回はこのバーチャル背景について、ZoomとLINEについて、その使い方をご紹介していこう。
Zoomのスマホアプリでのバーチャル背景は、当初はiOSしか対応していなかったが、現在はAndroidも対応している。ただし2020年9月28日時点で、機種によっては対応していないものもある。
Zoomアプリでバーチャル背景を設定するには、ミーティングが開始されたら一番下をタップし、「詳細」で表示されるメニューから「バーチャル背景」を選べばよい。選択後は下部にあらかじめ用意されたイメージが表示されるのでそれを選ぶか、新たに設定する際には「+」をタップし、iPhoneに保存されている写真の中から選べばよい。
なお写真のサイズなどだが、PC版のZoomでは任意のアスペクト比で使用できるが、スマホアプリでは残念ながら縦位置のみ、しかも4:3に固定されてしまうので、どのような画角にするのか、あらかじめトリミングした画像を使うのでもよいだろう。
スマホアプリ用バーチャル背景として、いろいろな企業から背景用の画像が提供されている。「zoom バーチャル背景」で検索すると多くがヒットするだろう。その中から筆者の独断と偏見で選んだバーチャル背景20選をご紹介しよう。
現在放送中のTBSドラマ「半沢直樹」。こちらのセットで使われているシーンがバーチャル背景として提供されている。これさえあれば商談も進むこと間違いなしか。ミスを倍返しされないようにしよう。
新型コロナウイルスの影響で撮影がストップしてしまったNHK大河ドラマ「麒麟がくる」だが、こちらもバーチャル背景が提供されている。光秀の居室、光秀の庭、稲葉山城、織田家の城の4シーンだ。会議に重みを持たせるためにも、このシーンを使ってみたい。なお撮影は6月30日に再開されている。
Twitterアカウント「@godzilla_jp」で提供されているバーチャル背景。「シン・ゴジラ」のシーンの他、初代を思わせるフォルムのゴジラなどが用意されている。初代ゴジラの色使いは子どもの頃持っていたメンコのテイストに似ていてグッド。
「さらば宇宙戦艦ヤマト 愛の戦士たち」をリメークした「宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち」のバーチャル背景。沖田艦長の石碑をバックに、戦艦アンドロメダに向かって「ばかやろー」と叫んでみたくなる。デスラー総統の絵に自分を重ねてみるのも一興かもしれない。
エヴァの壁紙は8枚も。やっぱり使ってみたくなるのはゼーレの絵だ。Twitterのコメントに「ゼーレはテレワークだったんだ」とあったのは笑った。
こちらも人気の「鬼滅の刃」からは2枚。鬼殺隊本部 夜の光景だ。好きな人には分かるシーンなので、鬼滅ファンならば利用してみたいものだ。
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