本日の一品

ついに見つけた理想のホルスター型のスマホケース

 日々の外出時には必ず持ち歩くスマートフォンだが、あなたのスマホの定位置はどこだろう。胸ポケット、ズボンの後ろポケット、首からぶら下げるという人も多いはず。

 筆者の場合は、ベルトに通したケースがそれだ。かつてはいつも胸ポケットに入れていた。ところがある日、走り出した瞬間にゆるゆるだった胸ポケからピョイっとマイスマホが発射。10mほど先の地面に墜落しディスプレイをバキバキに壊して以来、腰のホルスターケースとついでに耐衝撃系ケースを欠かさなくなった。

VanNuysのiPhone用ホルスターケース

 その後、今に至るまで多種多様なケースを買い替えてきた。どうも一長一短でこれというものが見つからないでいたが、ついに大本命と思われるケースに巡り合うことができた。VanNuysの「iPhone11 Pro Max/iPhone XS Max/iPhone8 Plus/iPhone7 Plus用完全無欠の縦型キャリングケース<ベルクロワイド>」だ。

U12+、ラギッド・アーマー、POPSOCKETSの組み合わせ。背面のベルクロを一番きつく締めていても余裕がある

 iPhone用と銘打ってあるが、専用設計ではないため、似たようなサイズのスマートフォンならば収納できる。筆者のメイン端末である「HTC U12+」にSpigenのケース(ラギッド・アーマー)とPOPSOCKETSを装着しそこそこ厚みが増した状態でも難なく収まった。

 本体は背面がベルクロで抑えられているといったような構造で、収納するスマートフォンに合わせて内径を変えられる。マックスまで開いた状態にすると、かなり分厚めのケースを付けた状態でも収納できそうだ。

中央のベルトリンクでズボンのベルトに通して使おう
ベルクロの面でケースの幅を調節。全長にもまだ余裕があるのでもっと大きいスマホでも対応できるだろう

 ズボンのベルトには本体裏のベルトリンクを通してつけることになる。オプションパーツとしてヌメ革のキーホルダーが販売されており、これを使えばベルトからぶら下げるようなスタイルで使える。

 筆者的にこのケースの最もナイスだと思っているポイントはフタだ。すっかり無線イヤホンが主流になりつつある今でも筆者は有線イヤホン派。この手のケースにスマートフォンを収めてイヤホンを接続するとフタが閉まらないことが多い。

イヤホンを避けられるのがグッド。ちなみに底面にもUSB Type-Cケーブルを逃がすための穴はついており、ケースに入れたままでも充電できる

 その点、このケースならばフタはフタというよりも、スマホを抑え込むベルトのような形状で、しかもベルクロを止める位置をスライドさせられるため、イヤホンジャックの根本を避けた形でスマホを固定できる。

 ベルクロの面積も狭いため、特有の「バリバリ音」は控えめ。電車の中など、人前でスマホを取り出すときも目立ちにくく、さらにサイド部分は大きく開口しているため、この手のケースにありがちなスマホが取り出しにくいという難点もない。

フタがイヤホンに引っかからないため、イヤホンのケーブルの傷みが気にならなくなった

 VanNuysでは使い込んで傷んできたら、補修サービスも請け負っているとのこと。この手のスマートフォンケースとしては、少々高級な部類に入るが機能性、アフターサポート含めて考えれば、そのコストパフォーマンスは決して低くないだろう。

製品名発売元購入価格
iPhone11 Pro Max/iPhone XS Max/iPhone8 Plus/iPhone7 Plus用完全無欠の縦型キャリングケース<ベルクロワイド>VanNuys5940円