特集:ケータイ Watch20周年

【今日は何の日?】2017年10月23日は、グーグルが「Google Home Mini」を発売した日

2020年4月10日、本誌「ケータイ Watch」は、創刊20周年を迎えることができました。20周年となる2020年度、本誌では、日々「これまでの20年」を振り返ってまいります。

 3年前の2017年10月23日、グーグルはスマートスピーカー「Google Home Mini」を発売しました。なお、同時期に登場した「Google Home」は、Google Home Miniに先立ち、10月6日に発売されました。

 スマートスピーカーは、スピーカーに「OK、グーグル」などのウェイクワードを話しかけることで、アラームのセットや音楽再生、スマートデバイスの操作を行えるというもの。

Google Home Mini

 今さら説明するまでもないような気がしますが、筆者も発売当時は、「スピーカーに1人で話しかけるの?」「本当に便利なの?」という気持ちでなかなか受け入れられないまま、実機を購入したのを覚えています。

 自宅のスマートホーム化がまだ進んでいなかったころは、天気を聞いたり、アラームをセットしたり、ピカチュウと話したりする程度しか使いみちがなかったのも事実です。しかし使っているうちに、スマートフォンを操作することなく、気になったことを話しかけるだけで答えてくれるのは意外と便利なことに気付かされました。

 その後筆者は、次第に「音声で家電を操作できるようになれば便利なのかも」と思うようになり、スマートリモコンやスマートロックを一気に導入。もはや音声で操作できないほうが不便だと考えるようになってしまいました。

 最近ではスマートスピーカーにディスプレイを備えたことで、画像や動画も楽しめる「スマートディスプレイ」も登場し、さらなる進化をとげています。音声だけでは難しかった、レシピや天気、タイマーの残り時間の確認、メッセージ送信など、画面を活用した音声操作も可能になったため、設置場所に応じた使い分けや自分ならではの活用方法を見つけてみるのも楽しいかもしれません。

画面が搭載された「Google Nest Hub」(2019年6月発売)