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「iPhone 12」発売のApple 表参道 現地レポート、コロナ禍で混雑なく

 10月23日、iPhoneの最新モデル「iPhone 12」「iPhone 12 Pro」が発売された。表参道にある「Apple 表参道」では、8時から特別営業でiPhone 12の販売を開始した。

 今年は、例年のような行列はみられなかった。アップルによると、新型コロナウイルス感染症拡大の影響で、「列を作らない」ことを徹底した運用を行ったという。

 来店は、購入やサポート対応含めて「完全予約制」となり、ユーザーには、指定された時刻まで店頭に集まらないようにお願いしているという。

予約しているユーザーのみ入店できる
入店時は検温と手指の消毒、マスクの着用を求めている

 当日は、7時過ぎでも購入するユーザーの影は見えず、メディアやスタッフの姿が目立つ印象。7時40分ごろから、ちらほらとユーザーが訪れたが、予約を持っているユーザーのみ列に並ぶ形となった。予約なしのユーザーには、スタッフが個別に予約の案内を行っていた。

当日店頭に行列はなかった
ユーザーに向けて予約対応する姿もみられた

 開店する8時前には、スタッフとユーザーで開店までのカウントダウンを実施したが、新型コロナ対策というのもあり、声は控えめ。それでも開店時には大きな拍手が起こった。

開店直前でも、8時に予約できたユーザーが10人ほど列を作るのみ
カウントダウン、声は控えめだった
開店時に拍手で出迎えるスタッフ、例年のようなハイタッチによる出迎えはなかった
間隔をあけて入店していく

 店内は入店制限がされており、混雑はなかった。店内には、iPhone SE(第2世代)とiPhone 11、iPhone 12、iPhone 12 Proがセットで設置されており、訪れたユーザーは直接手にとって体験できる。とはいえ、ほとんどのユーザーは予約時に機種を決めて来店しているようで、商品を選ぶというよりは、購入や契約のために来店したユーザーが多いようだった。

店内に混雑はみられず
テーブルには、左からiPhone SE(第2世代)とiPhone 11、iPhone 12、iPhone 12 Proがセットで設置されており、比較できる

 また、アップルストアではレジや契約カウンターを設置しておらず、直接スタッフが携帯端末で会計する。店内では、ユーザーとスタッフが距離をあけて購入や契約手続きをする光景が見られた。

間を開けて手続きするユーザーとスタッフ
メディアの取材に応えるユーザの姿もみられた

 アップルストアでは、iPhone 12とiPhone 12 ProのSIMフリー版とキャリア版を取り扱う。キャリア版はNTTドコモ、au、ソフトバンクの3社分取り扱い、価格はSIMフリー版と同じ価格で購入できる。また、各キャリアのプランや購入プログラムなどは、キャリアのショップと同様に取り扱う。

キャリアのショップも完全予約制

 なお、アップルストアに限らずキャリアのショップでもiPhone 12購入時は予約が必要。

 「Apple 表参道」にほど近い「ソフトバンク表参道」を訪れてみると、ショップは営業しているものの、来店客もまばらで閑散としていた。

「ソフトバンク表参道」の23日8時過ぎ

オンラインショップでiPhone 12の情報をチェック
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