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CPUが高速化、E Ink搭載のAndroidリーダー「BOOX Nova3」と「BOOX Note3」登場

 SKTは、ONYX Internatinal(オニキスインターナショナル)製のE inkタブレット「BOOX Nova3」と、「BOOX Note3」を、自社オンラインストアSKTNETSHOPや、Amazon.co.jp、Yahoo!ショッピングなどのECサイトで11月13日より発売する。

 販売価格はオープンで、市場想定価格は「BOOX Nova3」が4万1800円(税込、以下同)前後、「BOOX Note3」が6万4800円。

「BOOX Nova3」

 7.8インチ E Inkを搭載する「BOOX Nova3」は、前モデルの「BOOX Nova 2」より高速なCPUを搭載し動作速度を30%高速化し、二つのアプリを同時に起動しても高速に動作するという。また、内蔵メモリ(RAM)はLPDDR3からLPDDR4Xに変更され、大容量データを転送する際の転送速度が向上している。

「BOOX Nova3」

 新たに本体にスピーカーを搭載したことで、Bluetoothスピーカーなどを接続しなくても本体単体で文章の読み上げや英語アプリでの発音確認ができる。

 静電容量式のタッチパネルで4096段階の筆圧検知に対応する。Wi-Fiは2.4GHz帯および5GHzに対応し、Bluetoothはバージョン5.0に対応する。フロントライトは寒色および暖色の2色。

「BOOX Nova3」

 ソフトウェア面では、新たにAndroid 10を搭載することで、ジェスチャー操作や二画面表示に対応するほか、手書きメモアプリでは新しく鉛筆ペンとレイヤー機能が追加された。

 対応するドキュメントのフォーマットはPDF、PPT、EPUB、TXT、DJVU、HTML、RTF、FB2、DOC、MOBI、CHMなど。画像フォーマットはPNG、JPG、TIFF、BMP。オーディオはWAV、MP3。対応するアプリストアはBOOXストアと、Google Play、DRMをサポートしている。

 充電端子はUSB Type-Cで、Type-C対応イヤホンと接続して外部イヤホンを接続できる。バッテリー容量は3150mAh、大きさは197.3×137×7.7(mm)、重さは265g以下。

 付属品は、スタイラスペン、日本語設定マニュアル、ミヤビックス製の保護フィルム、交換用のペンチップ。自社公式ストアではこれらに加えて純正保護ケースが付属する。

「BOOX Note3」

 10.3インチE Inkを搭載する「BOOX Note3」は、CPUにクアルコムの8コアCPU(Cortex-A72 + Cortex-A55)を搭載、前モデルの「BOOX Note3」より約30%高速に動作し、BOOX Nova3」と同様に、アプリの複数起動時も速度を落とさずに利用できるという。

「BOOX Note3」

 メモリは4GB(LPDDR4X)で、ストレージは64GB(UFS2.1)、コンテンツをダウンロードする際の速度が従来のデバイスよりも高速になった。

 高速充電規格QC 4.0に対応し、4300mAhのバッテリーを2~3時間で充電できる。解像度は1872×1404で227dpi、静電容量式タッチパネルで4096段階の筆圧を検知する。Wi-Fiは2.4GHz帯および5GHzに対応し、Bluetoothはバージョン5.0に対応する。フロントライトは寒色および暖色の2色。

 対応するドキュメントのフォーマットはPDF、PPT、EPUB、TXT、DJVU、HTML、RTF、FB2、DOC、MOBI、CHMなど。画像フォーマットはPNG、JPG、TIFF、BMP、オーディオはWAV、MP3。BOOXストアが利用できるが、Google Playには非対応。DRMをサポートする。

 充電端子はUSB Type-Cで、Type-C対応イヤホンと接続して外部イヤホンを接続できる。デュアルスピーカー、デュアルマイクを搭載する。大きさは249.5×177.8×7.1(mm)、重さは378g以下。

 付属品は、スタイラスペン、日本語設定マニュアル、ミヤビックス製の保護フィルム、交換用のペンチップ。自社公式ストアではこれらに加えて純正保護ケースが付属する。

 このほか、従来製品の「BOOX Nova2」は3万5800円に、「BOOX Note2」は5万4800円に値下げされる。