既報の通り、武田良太総務大臣は11月27日、閣議終了後の記者会見において、大手キャリアの「格安(サブ)ブランド」が抱える課題を指摘した。
格安ブランドといえば、KDDIと沖縄セルラー電話の「UQ mobile」、ソフトバンクとウィルコム沖縄の「Y!mobile」のことを指す。KDDIとソフトバンクは、武田大臣の“指摘”をどう受け止めたのだろうか。
記者会見において、武田大臣が主に指摘したのはメインブランド(au、ソフトバンク)と格安ブランド間の乗り換え手続きの問題点だ。
記者会見をまとめた記事でも解説した通り、メインブランドとサブブランドは元々、別の事業者(MNOまたはMVNO)であった。その名残で、相互の移行時にはMNP手続きが必要となる。
それに絡んで、武田大臣は以下のような問題が生じ、割安な料金への移行を阻害しているのではないかと指摘した。
武田大臣の発言を、格安ブランドを抱えるKDDIとソフトバンクはどのように受け止めたのだろうか。両社のコメントを掲載する。
(ブランド間の)移行に係る手数料などについてのご指摘は真摯に受け止め、その内容の見直しも含め前向きに検討していきたい。
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