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KDDIの離島応援プロジェクト「しまものラボ」、広島県の大崎上島で開始

大崎上島

 KDDIと離島経済新聞社は、離島地域における商品販売やPRのノウハウを伝授する「しまものラボ」を、広島県大崎上島町で開始した。実施期間は2021年2月末までを予定している。

 「しまものラボ」は、離島の事業者を対象に、商品販売やPRのノウハウを伝授する取り組み。KDDIでは地方創生の一環として、離島地域の活性化を目指す「しまものプロジェクト」を2015年12月から実施している。その1つに、2016年10月より開始した、離島産品のブランディングや商品PRの向上を目的とした離島事業者の育成講座「しまものラボ」がある。

 これまで、喜界島(鹿児島県)、利尻島(北海道)、伊豆大島(東京都)、壱岐島(長崎県)、家島諸島(兵庫県)、大分県内4島、笠岡諸島(岡山県)で開催されてきた。

 今回8回目となる大崎上島での「しまものラボ」は、商品開発・流通販売分野の専門講師による、大崎上島の気候風土を活かして作られた純大崎上島の産品などの新商品開発、ブランド価値向上を図る講座(全5回、オンライン開催)を提供する。オプション講座として、タブレットを活用した商品プロモーション動画の制作体験講座も提供する。

 講座開催期間中、希望参加事業者へは、通信機能付きタブレット端末をKDDIから貸し出し、オンライン講座の学習環境整備のサポートを行う。「しまものラボ」終了後、希望の事業者においては、「auスマートパス 商品モニター」の活用によるマーケティングが可能。