スタパ齋藤のApple野郎

Apple Watchに便利なモバイルバッテリー

明らかに増えているApple Watchユーザー、みんな充電はどうしているの?

 街中だったりテレビだったり、ふと、人の手首を見ると「アーッ!!! このヒトもApple Watch使ってるーッ!!!」となりがちな最近の俺である。つーか、実際かなり増えているんだと思う、Apple Watchユーザー。

 俺の場合はApple野郎なので、初代Apple Watchを期待とともに購入した。初代Apple Watch の発売日は2015年4月24日。

 初代Apple Watchについて、俺はあっさりと「イマイチ」と結論づけていた。まあ個人的に合わなかったって話ですな。

 しかし、2019年になって「Apple Watchはサイクリングに合いそう」と思い、改めてApple Watch Series 4を購入した。Apple Watch Series 4の発売日は2018年9月21日だが、発売から9ヶ月経過しての購入である。

 結果、スゲく良かったのである、Apple Watch。上記参考記事にもあるが、俺的サイクリングスタイルでApple WatchをGPSロガーとして使うと、ざっくりとしたサイクリング記録が手間なく残せるのがジョリーグッド!!! また、それまでサイクリング記録を残そうとすると、けっこーイロイロと機材が必要だったのだが、それらも一切使わずOKとなった。

 ん〜、またもやスマートデバイスが既存デバイスを吸収してしまった。このままではマジで民生用の愉快でカッコイイ各種専用ハードウェアが世の中から消えてツマラナイ感じになってしまうのかもと思ったり思わなかったりしつつ、「やっぱりApple Watch好きかも〜♪」と態度を豹変させた俺なのであった。

 そんな俺は現在、Apple Watch Series 6を使用中。前モデルApple Watch Series 5と比べるとバッテリー持続時間が長くなっているらしい。

 なお、俺のApple Watch遍歴は、初代Apple Watch→Apple Watch Series 2→Apple Watch Series 4→Apple Watch Series 6。現在使用中のApple Watch Series 6で4台目のApple Watchとなる。

 さて、Apple Watch Series 6、俺の使い方では電池は1日しっかり保つことが多い。Apple Watch Series 6を単なる腕時計+たまに通知表示くらいの感じで使っていると、朝から夜まで使っても電池残量は50%以上となる。バッテリー残量的にはけっこう健闘している感じ。

 ただ、そのまま夜をまたぐと翌日の電池残量は20%とかそれ以下になることが多いので、基本的には毎日充電が必要となる。

 また、やや積極的にApple Watch Series 6を使うと、朝から夜まで保つかどうか怪しいということも。GPSロガーとして使ったり、アプリを頻繁に使ったりすると、やはり電池の減りが速いのである。そういう使い方をした場合、1日のどこかのタイミングで充電が必要になることが多い。

 Apple Watchユーザーの方々で、けっこう積極的にApple Watchを使う人は、どのタイミングでどう充電しているのだろう? 街中とかでApple Watchを装着している人をけっこう見かけるわけだが、Apple Watchを充電している人はほとんど見たことがない俺であった。

 それはたぶん俺が自宅で原稿書いてる日が多いので、人様がApple Watchを充電する姿をなかなか見られないのだとは思う。きっと、昼時のレストランとかカフェでは、けっこうApple Watch充電中の人を見られる……のかもしれない。

 さておき、俺の場合はどうなのか? てコトで、俺がナニを使ってモバイル中にApple Watchを充電しているのかをご紹介してみたい。

モバイルバッテリーでApple Watchを充電するアダプター

 ひとつは、モバイルバッテリーに接続するとApple Watchを充電できるようになるアダプターの類。USB Type-AコネクターとApple Watch磁気給電部を合体させたような小さなアダプターだ。使っているのはAmazonで購入したYOFITARブランドの品

 Apple Watchを充電するだけなら、付属の純正Apple Watch磁気充電ケーブルで事足りる。でもモバイルでとなると、ケーブルの扱いや存在がちょっと煩雑な感じになりがち。

 そこで上のようなアダプターを使えば、ケーブル不要となる。また、多くのモバイルバッテリーは、アダプターを挿せばそれが「わりと安定して置いておけるApple Watch充電スタンド」として使える。

 こんなアダプターを「今日はApple Watchをけっこう使うだろうな」思う日や、ちょっとした出張時などに、モバイルバッテリーとともに持ち歩いたりする。あと出掛けに「アーッ!!! Apple Watchの電池残量が少ししかないーッ!!!」なんて時にも同様。

 最近ではUSB-Aコネクターを挿せる給電口が、公共交通機関やカフェやラウンジなんかにも増えている。ので、こういうアダプターをひとつ、バッグに忍ばせていると、Apple Watchユーザーはバッテリー残量面で心のゆとりを確保できると思う。

 いや、Apple Watch磁気充電ケーブル(の短いヤツ)を携行するのでも良いのだが、このテのアダプターは小ささがナイス。Apple Watch磁気充電ケーブルと比べるとより嵩張らない。

 あとこのタイプのアダプターをノートパソコンに挿せば、ノートパソコンの横側がApple Watch充電台に早変わりしたりして便利。コネクターがUSB Type-Cの製品もけっこう出ているようだ。

BelkinのApple Watch用モバイルバッテリーがナニカと便利♪

 非常に気に入って使っているのは、Belkin(ベルキン)のモバイルバッテリー。モバイルバッテリーにApple Watch磁気給電部を埋め込んだという製品だ。

 そのひとつが、コンパクトさがナイスな「BOOST↑CHARGE Apple Watch用モバイルバッテリー 2200mAh」。Apple Watch専用で、Apple Watchを約3.5回フル充電できる。

 もうひとつは、Apple Watchに充電できつつUSB-A給電ポートも備わっている「Apple Watch+iPhone用 Valet Charger Power Pack 6700mAh」。Apple Watch以外のモバイルデバイスも充電できる、わりと細身のモバイルバッテリーだ。

 俺の使い方としては、前者の小さいほーを「Apple Watchの電池残量ちょっと不安かな」という時に持ち出す感じ。後者は出張時などに持ち出すことが多い。出張などの時、「荷物は最小限に抑えたいが、でも移動中などにApple WatchとiPhoneは最低限充電したい」と思う場合、このモバイルバッテリーは軽さと汎用性のバランスが取れていてグレイトなのである。

 あとこの2機種、立てた状態でもまずまずシッカリとApple Watchを吸着してくれて実用的。Apple Watch時計台的な雰囲気で使える。

 余談だが、Apple Watchは充電中に画面表示が消灯する。で、設定でナイトスタンドモードをオンにしていると、振動を感知した時に一時的に時刻表示などを行う。

 なので、テーブルの上で充電中にテーブルを軽くコンと叩くと時刻表示がなされたりする。充電中も、わりと手軽に使える時計として機能するというわけだ。ただ、この動作をウザいと思う人もあるようで、その場合はナイトスタンドモードをオフにするといいだろう。

スタパ齋藤

1964年8月28日デビュー。中学生時代にマイコン野郎と化し、高校時代にコンピュータ野郎と化し、大学時代にコンピュータゲーム野郎となって道を誤る。特技は太股の肉離れや乱文乱筆や電池の液漏れと20時間以上の連続睡眠の自称衝動買い技術者。収入のほとんどをカッコよいしサイバーだしナイスだしジョリーグッドなデバイスにつぎ込みつつライター稼業に勤しむ。