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iOS版「Google認証システム」、機種変更での移行がQRコードで手軽に

 グーグルのアプリ「Google Authenticator(Google認証システム)」のiOS版が、12月2日、バージョン3.1.0にアップデートした。新たに別のデバイスへのアカウント移行ができるようになった。機種変更する際の手続きが従来よりも簡単になる。

 「Google Authenticator」は、ワンタイムコードを発行する二段階認証用のアプリ。Google認証システム対応のサービスへログインする際に用いる。対応するサービスとしては、グーグルアカウントはもちろん、任天堂の「ニンテンドーアカウント」、Facebook、Twitterなどがある。

 移行ではQRコードを活用する。まず移行先のデバイスに同アプリをインストール。そして、移行元になるデバイスの「Google Authenticator」の右上にあるメニュー(『…』と表示されている部分)をタップし「アカウントのエクスポート」を選ぶ。するとQRコードが表示される。移行先デバイスでも「Google Authenticator」を起動し、「アカウントのインポート」を選ぶとQRコードを読み取れる。

 同様の機能はすでにAndroid版でも導入済み。今回のiOS版の更新で、AndroidとiOSの垣根を超えてアカウントの移行ができるようになった。機種変更する際、古い機種から新しい機種へ、各種サービスの登録情報(アカウント)をそのまま引き継げるようになる。