簡単で使いやすい！ OPPOのビデオ編集機能

　最近、スマホで動画を撮ることが増えてきました。もともと動画よりも写真が好きなので、どちらかしか撮れない状況では、写真を優先していました。動画の撮影時に静止画を記録することもできますが、あれって器用な人でないとうまく使いこなせないと思うんです。動画を撮っている時って、動画としてふさわしい構図やアングルで撮影しますよね。その過程で「この場面、静止画としてもいいのでは」と判断して、静止画用のシャッターを押しても、思いのほか、いい写真が撮れないんですよね。

　最近になって、Find X2 Proの「写真」アプリに、便利な機能があることに気づきました。「写真」アプリで動画を再生すると、右上にカメラのアイコンが表示されます。これをタップすると静止画を切り出せるんです。

「写真」アプリで動画の再生中に、右上のアイコンをタップすると静止画を切り出せる。Googleの「フォト」アプリにも同様の機能はあるが、OPPOのほうが素早く簡単に行える

　動画撮影中に同時に写真を撮らなくても、あとから「いいな」と思った場面を切り出せるわけです。ちなみに、デフォルトの「1080P」で撮った動画の場合、1920×1080ピクセルの静止画が保存され、「4K」で撮った動画は、3840×2160ピクセルで静止画を保存できます。うちには4Kディスプレイはないし、4Kはオーバースペックだと思っていたのですが、いやいや、解像度は高いに越したことはないですね。

　再生速度を遅くしたり、速くしたりできる機能もあります。「カメラ」アプリの撮影モードに「スローモーション」「タイムラプス」は用意されていますが、スローで撮りたい場面に遭遇して、すぐに「スローモーション」を起動するのは大変ですよね。あとから編集で速度を変えられるのはなかなか重宝。さらに効果を加えて、インスタグラムのストーリーズやTikTokに投稿するビデオも作成できます。

動画の再生速度を0.25倍〜2倍（5段階）の範囲で変更し、新しい動画として保存できる

動画にフィルターをかけたり、BGMをつけたり、多彩な編集を楽しめる

クローズアップ、パルスといった演出効果も加えられる

　動画の編集って、結構センスが求められる作業だと思います。でも、OPPOの「写真」の編集機能を使っていると、なんとなくいじっているだけでも、それなりに見栄えがよい動画が仕上がるんですよ。

ほぼ自動でショートビデオが編集される「Soloop」というアプリもプリインされている。これも操作が簡単で楽しい

　動画の編集って、スマホで行える作業の中では、かなり負荷が重いほうだと思います。でも、Snapdragon 865と12GBメモリを搭載しているからでしょうか、Find X2 Proでは反応が遅れたりすることなく、スムーズに作業できます。ハードウェアスペックの重要さを、あらためて実感している次第です。