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ドコモ出身の小林史明議員、ワクチン接種を担当する河野大臣の補佐官に

 政府は、河野太郎内閣府特命担当大臣の大臣補佐官として、小林史明議員(自民党)を任命した。岡田直樹内閣官房副長官が20日午後、記者会見で発表した。

小林議員(2018年9月撮影)

 NTTドコモで勤務した経験を持つ小林議員は、2017年~2018年に総務大臣政務官を務めた。その後、自民党青年局長、自民党のデジタル社会推進本部事務総長、行革推進本部規制改革チーム座長を務めた。

 河野大臣が行政改革担当、国家公務員制度担当、内閣府特命担当大臣(沖縄及び北方対策、規制改革)と多岐にわたる分野を担う中で、新たにワクチン接種に関する分野も担当することになったことから、小林議員がサポート役に起用されたという。

 岡田官房副長官は、小林議員がこれまでの活動で各省横断的な取り組みを進めてきた、とした上で、「省庁の縦割りを廃し、迅速に政策を企画・立案するサポートをしていただくことにしている」と説明。

岡田官房副長官

 ワクチン担当か? という問いに岡田官房副長官は、「河野大臣の担務には規制改革がある。菅内閣の一丁目一番地で取り組むべき課題が多い。そうしたなかで、今般、河野大臣は、ワクチン接種にかかる推進の事務を担当することになった。そこでワクチン接種を含めて、小林氏に、省庁の縦割りを廃し、迅速に政策を企画・立案するサポートをしていただくということです」とした。