ドコモ、さまざまな環境で手軽にボリュメトリックビデオを再生できる技術

　NTTドコモは、幅広いユーザーにVolmetric Video（ボリュメトリックビデオ）映像を配信できる技術を開発した。

　Volmetric Videoは、専用の機材で撮影した人物や物などの3DモデルをVR空間に再現、被写体の動きも高精度にデジタル化できる技術。臨場感あるVRコンテンツを自由に視点を動かして楽しめる。

　これまでは大容量通信に対応するネットワークを必要とするため、短尺映像での使用に限られていたが、Arcturusの技術協力により、コンテンツのクオリティを保ちつつも配信時のビットレートを最適化。加えて、長尺映像の再生技術を開発し、長尺かつ高品質なVolmetric Videoの配信を可能にした。

　また、ヘッドマウンドディスプレイなどに適した映像でも、ArcturusのAndroid/iOS対応Volmetric Videoプレーヤーでも楽しめるよう改良が加えられた。これにより、長時間のダウンロードを待たず、手元のデバイスで簡単にVolmetric Videoを楽しめるようになる。

　2月4日から開催される「docomo Open House 2021」内の「Virtual Booth」において、同技術を取り入れた映像コンテンツ「浜辺美波のジェスチャークイズ！」と「VRバトミントン」が配信される。

　これらのコンテンツは、無料アプリ「docomo Open House 2021」（Android、iOS対応）から視聴できる。