ニュース

三菱UFJ、Pontaポイントサービスの導入や手数料優遇条件の変更へ

 三菱UFJ銀行は22日、ポイントサービスの導入や未利用口座管理手数料を設定すると発表した。

Pontaポイント

 スーパー普通預金(メインバンク プラス)のユーザーに向けて、2021年6月1日から毎月Pontaポイントがたまる「ポイントサービス」が新設される。貯まったPontaポイントは、全国のPonta 提携社やネットサービスなどで利用できる。

 これまで手数料優遇のステージ判定に用いられていた「住宅ローン」、「クレジットカード利用代金の引き落とし」、「三菱 UFJデビット(Visa・JCB)利用代金の引き落とし」、「NISA・つみたて NISA での『投信つみたて(継続購入プラン)』自動振替」は、Pontaポイントサービスの対象jへ変更される。

手数料変更

 あわせて6月からは、手数料優遇条件についても変更される。これまで預金残高の金額や、住宅ローンの利用有無、給与または年金の受け取り、Eco 通帳(ネット通帳)の利用などでステージが決まり、手数料の優遇条件とされてきたが、いずれも撤廃され、「給与か年金の受け取り(1回10万円以上)」あるいはEco通帳(ネット通帳)の利用というどちらかに該当すれば、三菱UFJ銀行のATMでの手数料が無料になる。なお、70歳以上の利用者は優遇条件に該当しなくてもATMを無制限で無料利用できる。提携先のコンビニATMについては、「給与・年金」であれば2回、Eco通帳であれば1回の利用で手数料は無料。

 さらに、不正口座の作成・利用を防止するため「未利用口座管理手数料」を新設する。2021年7月1日以降に口座開設し、2年以上未利用の普通預金口座を対象に年間 1200 円(税抜)の手数料がかかるようになる。口座が未利用口座となった場合、事前に案内が通達される。口座が未利用となり3カ月が経過しても利用もしくは解約がなかった場合、引き落としが行われる。