みんなのケータイ

Androidをメインに使っていた筆者がiPhone派に。その理由は?

【iPhone 11 Pro】

 この「みんなのケータイ」に寄稿されている、ほかのみなさんもそうだと思いますが、筆者は複数台のスマホを使っています。ここ数年、ファーウェイまたはOPPOをメイン端末として使っていましたが、最近はiPhoneの使用頻度が増えています。数年ぶりにメイン端末に返り咲いた感じです。

 筆者が最近、AndroidよりもiPhoneがいいなぁと思う理由は3つ。まず、Apple Watchを使えること。以前はSeries 4を使っていて、今年の頭にSeries 6を購入したのですが、使い勝手の向上に驚きました。常時点灯によって、時刻や通知の確認にストレスがなくなり、タッチ反応もキビキビ。循環器の基礎疾患がある筆者にとって、心電図や血中酸素濃度をチェックできる機能も購入の動機となりました。さらにソロループ。これ、めちゃくちゃ快適ですね。どのくらい持つかはわかりませんが、筆者が使っているシリコーンゴム製のソロループは4800円(税別)とお手頃なので、気軽に買い増せそうです。

筆者が使っているのはSeries 6(GPSモデル)の44mmシルバーアルミニウムケース。バンドは水色のソロループを選んだ

 次に、犬が撮りやすいこと。1月から犬を飼い始めて、スマホで写真を撮る機会がぐんと増えました。iPhoneのポートレートモードは、犬も認識してくれて、他社のスマホよりもかわいく撮れるんですよ(※個人の感想です)。ちなみに筆者はiPhone 11 ProとiPhone 12 miniを持っていますが、メインで使っているのは11 Pro。犬を撮るには、少し離れた距離からアップを撮れる望遠レンズが付いているほうが便利です。

iPhoneのポートレートモードは犬の顔も認識してくれる
ライティング効果やボケの度合いを、あとで変更できるのも便利

 ちなみに、筆者が使っているHUAWEI Mate 30 Pro 5G、OPPO Find X2 Proには、AIによる被写体認識機能があり、「犬」もしっかり認識してくれます。ですが、だからと言って、かわいく撮れるわけではないんですよ。キレイに写りますが、思わず触れたくなるような毛並みになったり、瞳がキラキラ輝いたりするわけではありません。また、どちらの機種もポートレートモードを搭載していますが、犬の顔は認識してくれません。

OPPO Find X2 ProのAIカメラは「子犬」も認識する

 さらにiPhoneのカメラのメリットを言うと、スローモーション撮影を素早く起動できるんです。ペットを飼うと、スローモーションを撮りたくなっちゃいます(※個人の感想です)。iPhoneの場合、スワイプして選択する撮影モードに「スロー」があります。なので、素早くスローモーション撮影を起動できます。ファーウェイやOPPOでは「その他」から選択しなくてはならないので、起動にはひと手間かかります。

iPhoneは「ビデオ」「ポートレート」「スロー」などの撮影モードを素早く設定できる

 3つ目の理由は、話題のアプリ「Clubhouse」を楽しめること。筆者は聞くだけですが、夜のジョギング時に聞いて、新しい情報収集源として楽しんでいます。

 スマホの普及期には、新しいアプリは、まずiPhone向けに提供されて、しばらく経ってからAndroidに、という時期がありましたよね。久しぶりに、その頃の状況を思い出しました。筆者と同じように、Androidをメインで使っていて、iPhoneも持っている人は、久しぶりに「iPhoneを持っていたよかった?! 」と思ったのではないでしょうか。