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米SprintのCDMAネットワークが12月末で閉鎖、ソフトバンクユーザーにSIMアップデートを案内

 ソフトバンクは、米SprintのCDMAネットワークが12月31日に閉鎖されることに伴い、ソフトバンクのSIMのアップデートを提供する。「アメリカ放題」のサービスに影響するもので、12月31日以降、Sprintのネットワークは利用できなくなる。

 「アメリカ放題」は、ソフトバンクユーザーがアメリカ本土やハワイ、アラスカなどに滞在する際に追加料金無しで通話やデータ通信が利用できるサービス。

 アメリカ放題ではSprintのほかAT&T、T-Mobile USA、Union、CLARO PUERTO RICOのネットワークが利用できるが、このうちSprintのネットワークが利用できなくなる。

 SIMのアップデートを行わない場合、利用できないSprintのネットワークに接続を試み、「一時的に圏外表示」または「音声通話ができない状態」となるため、SIMのアップデートを促している。

日本国内ユーザーは自動アップデート

 現在、Sprintのネットワークを利用していないユーザーは、日本国内のユーザーも含め自動でアップデートされるため、ユーザーでの対応は不要。

 一方、SprintのネットワークでiPhone 6以降のiPhoneを利用中のユーザーは、手動でSIMのアップデートが必要となる。アップデートの手順は、「設定」から「モバイル通信」、「SIM App」、「アップデート」からアップデートできる。

 なお、アップデート後はSprintのネットワークに接続されなくなるが、ほかのネットワークで引き続きアメリカ放題を利用できる。

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