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アップルが「iPad mini」新モデル、Type-C対応で第2世代Apple Pencilサポート

 アップルは、「iPad mini」新モデルを発表した。8.3インチディスプレイを備え、側面にTouch ID対応ボタンが用意される。すでに予約受付が始まっており、発売は9月24日。

 価格は、Wi-Fi版の64GBが5万9800円、256GB版が7万7800円。Wi-Fi + Cellular版の価格は64GBが7万7800円、256GBが9万5800円。

 Wi-Fi 6を利用できるほか、5G対応モデルもラインアップされる。

ディスプレイ

 8.4インチのLiquid Retinaディスプレイは、縁を捕捉、4つのコーナーは丸みをもたせた。

 True Toneで快適な閲覧を実現し、P3の広色域をサポート。最大輝度は500nit。解像度は2266×1488ピクセル。表面には耐指紋性撥油コーティングが施される。

Apple Pencil

 第2世代のApple Pencilも利用できる。Apple Pencilは側面のマグネットで取り付けられる。

 手書きでの文字や絵、注釈を入力でき、すぐメモを取ったりイラストを描いたりできる。

カメラ

 インカメラは12メガピクセル(MP)の超広角(122度)タイプ。センターフレーム機能により、ビデオ通話の際には、ユーザーがフレームの中心から外れないよう、自動的に拡大・縮小してくれる。

 背面には、広角のF値1.8シングルカメラを搭載。最大5倍のデジタルズーム、5枚構成レンズの12MPセンサーで、スマートHDR3に対応する。フラッシュも用意される。動画では4Kサイズで撮影できる。

主な仕様

 大きさは195.4×134.8×6.3 mm、重さはWi-Fi版が293g、Wi-Fi + Cellular版が297g。Wi-Fi + Cellular版はnanoSIMカード(Apple SIM対応)とeSIMが利用できる。携帯電話網での音声通話は非対応。

アップル日本語サイトの「モデルA2568」対応バンド
5G NRバンドn1、n2、n3、n5、n7、n8、n12、n20、n25、n28、n29、n30、n38、n40、n41、n48、n66、n71、n77、n78、n79)4
FDD-LTEバンド1、2、3、4、5、7、8、11、12、13、14、17、18、19、20、21、25、26、28、29、30、32、66、71)
TD-LTEバンド34、38、39、40、41、42、46、48)

 チップセットはA15 Bionicで、iPhone 13シリーズと同じ。6コアのCPUは40%向上し、16コアのApple Neural Engineで最大2倍高速な機械学習を実現した。GPUは5コアで、80%性能をアップ。ストレージは64GBと256GBの2種類。

 Wi-Fi + CellularモデルはGPS/GNSSをサポートする。

 iPadOS 15を搭載し、マルチタッチでのジェスチャーでそうっしたり、新たに日本語へ対応した、手書き文字→テキスト変換してくれるスクリブルも使える。アプリ内やWebサイトにおいてApple Payも使える。

 ボディカラーはスペースグレイ、ピンク、パープル、スターライトの4色。Smart Folioカバーも用意され、カバーに加えてスタンドとしても使える。

 横向きのステレオスピーカーが搭載される。外部接続端子はUSB Type-C(USB 3.1 Gen 1)。Display Portも対応する。

 トップボタンは、指紋認証のTouch IDが用意され、ロック解除や支払いなどに使える。

 バッテリーは19.3Wh。