パナソニックは9月21日、IoT対応家電の1台1台にあわせた有償メンテナンスサービス「Panasonic Care(パナソニック ケア)」を発表しました。IoT家電のデータを利用し、家電の1台1台に最適なメンテナンスサービスを提供します。

サービス開始は10月1日からで、まずはIoTエアコン(2021年発売のLXシリーズ、Xシリーズ)とIoT洗濯機(2021年発売のNA-LX129A、LX127A)という2ジャンルの家電からスタート。今後、対応する家電を順次増やしていく予定です。

  • 新サービス発表会にてPanasonic Careについて説明するパナソニック アプライアンス社副社長兼日本地域コンシューマーマーケティング部門長 河野明氏

家電ごとの内容にあわせた2つのプランを用意

Panasonic Careのプランは大きく2種類。ひとつはIoT対応家電の1台1台の使用状況に応じて、メンテナンスのタイミングをお知らせ。さらに、お手入れ部品や消耗品を適切なタイミングで2回届ける「お知らせメンテナンスプラン」です。スタート時のサービスでは、お手入れ部品としてエアコンなら純正クリーンフィルター、洗濯機は純正洗濯槽クリーナーが届けられます。

もうひとつのプランは、お知らせメンテナンスプランの内容に加えて、メーカー保証の1年を超えた場合でも購入から最大で5年間、追加料金なしで修理対応する「保証対応付メンテナンスプラン」です。

いずれのサービスも有償で、お知らせメンテナンスプランはエアコンが7,000円、洗濯機は6,000円。保証対応付メンテナンスプランはエアコンが10,000円、洗濯機は15,000円。新サービスは「Panasonic Store Plus(パナソニックストア プラス)」から申し込みが可能。加入条件は製品購入後30日以内で、製品を個人で使用する場合に限ります。

新サービスを説明に際して河野氏は「これからパナソニックは家電をご購入いただくところまでではなく、ご購入いただいたあともお客さまとつながるサービスを充実、強化していきます」と、今後のIoT家電の方向性についてコメント。さらに、3年後にはIoT家電構成比を6割まで上げることで、より多くのユーザーと深くつながりたいと語りました。