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緊急通報の不具合、「moto g50 5G」と「edge 20 fusion」で解消――新たに2機種が対象に

 モトローラ製の一部のスマートフォンで、特定の条件下で緊急通報ができない場合がある問題で、新たに「moto g50 5G」と「edge 20 fusion」でアップデートが提供され、同事象が解消された。

左=moto g50 5G。右=edge 20 fusion

2機種で不具合解消

 モトローラのWebサイトによると、「moto g50 5G」と「edge 20 fusion」にアップデートが配信され、緊急通報の不具合が解消された。アップデート後のソフトウェアバージョンは、moto g50 5Gが「S1RS32.38-20-7」、edge 20 fusionが「RRKS31.Q3-19-98-4」。アップデートは順次配信されるため、端末によりタイミングは異なる。

 同事象は、モトローラ製の一部のスマートフォンにおいてデュアルSIM利用時に緊急機関への発信ができない場合があるもの。モトローラや取扱事業者では、該当機種のユーザーに対して、解消されるまではシングルSIMでの利用を呼びかけている。

新たに2機種が対象に

 一方で、新たに同じくモトローラ製の「moto g8 power lite」と「moto e6s」の2機種がデュアルSIM時に緊急通報できない場合があることがわかった。

 対象の機種は新たに追加された2機種を含めて7機種。このうち、「moto g31」「moto g50 5G」「edge 20 fusion」の3機種はすでに不具合を解消するアップデートが配信されている。

機種アップデート開始ソフトウェアバージョン
moto g315月24日RRWD31.Q3-26-86
moto g50 5G6月22日S1RS32.38-20-7
edge 20 fusion6月22日RRKS31.Q3-19-98-4
moto e7未アップデート-
moto e7 power
moto g8 power lite
moto e6s