スマホの買い替え期間が長期化、iPhoneユーザーが顕著に ニューズドテックが調査

» 2022年08月10日 11時41分 公開

 ニューズドテック(旧携帯市場)は、8月10日に「スマホの買い替え期間調査アンケート」の結果を発表。対象は1都3県在住の20〜60代の男女500人で、クロスマーケティング・グループの「QiQUMO(キクモ)」を利用して行った。

 スマートフォンの買い替え期間は「あまり変わらない」が61%となった一方「長くなった」「長くなりそう」は合計28%。同条件で2月に実施した調査結果では21.2%だったため、約半年で7ポイント上昇している。

ニューズドテック スマートフォンの買い替え期間

 買い替え期間が長くなった/長くなりそうと回答した理由(複数回答)は、1位が「スマホが高騰したから(36%)」、2位が「今のスマホで満足(29%)」、3位が「データ移管の設定が面倒(13%)」、4位が「機種変更(手続き)が面倒(12%)」となった。理由を機種別(iPhone/Android)で見ると、端末の高騰や現状で満足といった回答はiPhoneユーザーの方が多い傾向にあった。

ニューズドテック 買い替え期間が長くなった/長くなりそうな理由

 全体へ端末の購入時期を聞いたところiPhoneは2020年、Androidは2021年がピークとなった。さらに買い替え予定の時期を聞いたところ、1位が「買い替えの予定が無い(52%)」、2位が「1年後(14%)」、3位が「2年後(12%)」となった。同社ではiPhoneは高額のため分割で支払うケースが多く、サイクルも2年以上になりやすいことに加え、現状に満足しているユーザーもAndroidに比べてやや多いことから、iPhoneユーザーの買い替えサイクルはより長期化すると推測している。

ニューズドテック スマートフォンの購入期間

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