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Twitterのおすすめ機能、ユーザーのアクションを分析しTL上で紹介するしくみと管理方法とは

 Twitterで見かける「おすすめ」機能では、フォローしていないアカウントからのツイートを見かけることがある。おすすめ機能は、ユーザーがTwitterで行うアクションに基づき、関心を抱いていると思われるコンテンツを表示するもので、Twitterでは日々機能改善に取り組んでいるという。

 Twitter公式ブログでは、このおすすめ機能について、機能の紹介や改善への取り組みなどについて紹介されている。

おすすめ機能について

 おすすめ機能で紹介されるコンテンツは、ユーザーがフォローしているトピックや閲覧したツイートなどのアクション(Twitterではシグナルと呼ぶ)をもとに、ユーザーが関心を持つコンテンツをピックアップして表示している。

 Twitterでは、ピックアップしたコンテンツのなかから「できるだけ健全で意味のある会話」をおすすめするようにしているという。「健全性」「トラスト&セーフティ」「機械学習」などの社内チームと密に連携し、一定の選定基準から選び抜かれたコンテンツをおすすめしている。

ユーザーからフィードバックもできる

 おすすめ機能は、ユーザーからフィードバックすることで、改善を促すこともできるという。たとえば、おすすめされたコンテンツを「リツイート」したり「いいね」したりすることで、コンテンツを気に入ったと認識する。一方で「このツイート/トピックに興味がない」を選択することで、このタイプはあまり見たくないという情報を発信できる。

 もちろん、フォローしているユーザーの「最新ツイート」を選択することで、おすすめ機能に左右されないタイムラインで楽しむこともできる。フォロー外のアカウントなどのおすすめを含む「ホーム表示」と「最新ツイート」の切り替えは、タイムライン画面上の星アイコンから切り替えられる。

精度の高いおすすめ機能実現に向けて

 Twitterでは、おすすめ機能のクオリティ向上に向けて投資を進めるとともに、ユーザーがおすすめ機能をよりわかりやすく管理できるように努めているという。

 たとえば、タイムライン上でおすすめ機能がピックアップしたツイートを表示する際、そのツイートの横に「×」アイコンを追加した。「×」アイコンをタップすることで、タイムラインから不要なツイートをかんたんに削除できるとともに、フィードバックがTwitterに届けられるようになっている。

「×」アイコンが追加されたタイムライン

 また、タイムライン表示を「おすすめを含む『ホーム画面』」か「おすすめを含まない『最新ツイート』」に切り替える方法について、新しい方法をテスト導入しているという。

テスト中の切り替え画面