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「Apple Music」配信曲数が世界で1億曲を突破――楽曲の背景を解説する新コンテンツも紹介

 アップル(Apple)は、音楽配信サービス「Apple Music」の配信曲数が、全世界で1億曲を達成したと発表した。あわせて、これまでのシャッフル再生とは異なる“作品の背景情報も伝える”コンテンツ「Apple Music Today」シリーズを、アップルのレイチェル・ニューマン氏が説明した。

 ニューマン氏は、およそ20年前に登場した初代iPodに入れられた1000曲から、Apple Musicでその10万倍の楽曲を再生できるようになり、一生かけても聴ききれないほどの楽曲があるとコメント。

 毎日2万人を超えるシンガーやソングライターが、新たな楽曲をApple Musicで提供しているとし、ニューマン氏は「新人アーティストでも、次の大ヒットを出すことができる、より民主的な空間であることの証」とアピールした。

 その一方で、「膨大な数の楽曲があるため、案内してくれる人が必要」とニューマン氏は指摘。新しい楽曲や、名曲を再発見できるよう、Apple Musicは「専門家であるラジオ番組のDJが道を照らし、人の手によってキュレーションされたプレイリストを紹介する役割」を担っていると説明する。

 「Apple Music Today」では、アーティストの声に耳を傾け、アーティスト自身がストーリーや作品の背景を伝える機会になるという。毎日新しい1曲が選ばれ、その楽曲の歴史を紐解いていくとしている。