ニュース

アンカーの充電ケーブルがタクシーで使えるように、モバイルバッテリーを忘れても安心

 アンカー・ジャパン(Anker)は、日本交通をはじめとしたタクシー車両に対し、充電ケーブルと特別ケーブルホルダーの常時設置を開始した。都内を運行するミニバン型の「トヨタJPN TAXI」約500台を皮切りに、3月までに約4000台の車両へ展開する。

 タクシー専用車両「トヨタJPN TAXI」には、乗客が利用できる充電用USB端子が用意されている。また、日本交通では2014年から、タクシー車内にスマートフォンの充電用ケーブルを設置している。

 今回新たに展開される充電ケーブルは、3つの異なる端子をひとつにまとめた「Anker PowerLine II 3-in-1 ケーブル 0.9m」。夜間の車内でも最適な端子を見つけやすくするため、白と水色で分けられたデザインが採用されている。

 また、今回の取り組みにあわせて特別に設計されたというケーブルホルダーには、ケーブル端子に対応する端末が表記されている。また、マグネットが接合されており、ケーブルをスマートに脱着できる。

 都内近郊を走行する車両に対して導入が進められ、1月に約500台、2月に約2500台、3月に約4000台というように順次拡大される予定。モバイルバッテリーを持っていなくても、タクシー乗車中にスマートフォンやタブレットを充電できる。