ウィナーズの家電ブランド「レコルト」は、少人数世帯向けのデザイン性が高い調理家電で人気。コードレスハンドブレンダーなど、他社にはあまり見かけない機能の製品も数多く手がけています。

そんなレコルトが2023年秋に発売する製品が、IH式ホットプレート「卓上IHクッキンググリドル」と、ごはんとおかずを同時に調理できる小型炊飯器「クッキングライスクッカー」です。どちらもレコルトらしいデザインや機能が目をひきます。注目ポイントをプレス向けの体験会でチェックしてきました。

  • 見た目もきれいなホットプレートは、11月10日発売予定の「卓上IHクッキンググリドル」。希望小売価格は19,800円、カラーはクリームホワイトとグレーの2色

  • 炊飯器には見えない箱型デザインが魅力の「クッキングライスクッカー」は、10月24日の発売予定。希望小売価格は12,100円、こちらもクリームホワイトとグレーの2色展開です

見た目も機能も魅力的なホットプレート

「卓上IHクッキンググリドル」(以下、クッキンググリドル)は、IHヒーターにアルミ製のグリドルプレートを組み合わせたホットプレートです。グリドルプレートとは、鉄板焼きもできる浅く湾曲した鍋のこと。焼き肉などの鉄板焼き、煮物、揚げ物、茹で料理など、幅広い調理に対応しているため、キャンプでも人気のマルチな調理器具です。

  • IHヒーター本体(写真左)と付属するクッキンググリドルプレート(写真右)。手前のパーツはIHヒーターを収納するためのスタンド。本体サイズは直径26×高さ5.5cm、重さは1.8kg

  • スタンドを使うと、IHヒーター本体を立てて収納できます。写真左はクリームホワイト、右はグレー。どちらのカラーにも白いグリドルプレートが付属します

クッキンググリドルが一般的なホットプレートと違うポイントはいくつかあります。まずはプレートの色。ホットプレートやグリドルプレートは黒やダークグレーがほとんどですが、クッキンググリドル付属のプレートは珍しい白色です。

調理器具としても「映える」うえ、プレートに乗せた料理も引き立ちます。また、よくある平面プレートではなく、ゆるいすり鉢状のグリドルプレートを付属するため、汁気の多いすき焼きやフォンデュ、アヒージョといった料理も作れます。

  • クッキンググリドルでチュクミサムギョプサルを調理するマイナビニュース +Digitalの林編集長。プレートサイズは幅38×奥行き33×高さ4.2cmと大き目。プレートはアルミ製で重さ約1kgの高級感あるつくり。プレートには食材が焦げ付きにくいフッ素加工を施しています

  • ゆるやかに中央がくぼんでいるので、加熱によって食材から汁気が出ても安心。焼き肉などの鉄板料理をするときも、中央に余分な脂が溜まるのは使い勝手のよいところ。脂を気にする人にとっても、ちょっぴりヘルシーに調理できそうです

  • 専用グリドルプレートの底にはツメがあり、このツメでIHヒーター本体をしっかりホールド。少しラフに調理してもプレートがズレる心配がありません

もうひとつの注目ポイントは、IH式であること。IH式は一般的なホットプレートが採用する「ヒーター式」と比較して温度調整が得意です。クッキンググリドルは180W~1,200Wの7段階で火力調整ができるほか、55℃~95℃の低温調理モード、140℃~195℃の揚げモードといったように、温度と加熱時間を指定したモードも備えています。

  • 操作したいときだけ飛び出るクッキンググリドルの操作部。普段は本体内に収納できるのでジャマになりません。「MENU」ボタンで通常の加熱モードから低温調理、揚げモードに切り替えます

  • 専用プレートは、底面中央にIHで発熱させるためのステンレスプレートを配置。中央部分のみ発熱し、プレートのフチに向かって徐々に温度が下がる仕様です。中央で加熱調理しつつ、プレート外側で食材を保温するといった使い方もできます

  • 写真では温度差を利用して、プレート中央でアヒージョを作りつつ、プレート外側でバケットを保温しています

ちなみに、本体のIHヒーターは付属するグリドルプレート以外のIH対応調理器具も利用可能。IH対応素材なら、自宅の鍋やフライパンも使えます。レコルトブランドからは、別売りで本体にあわせたカラーのIH対応鍋も発売される予定です(希望小売価格は3,960円)。

  • 11月10日から発売予定の別売りIH対応鍋。本体カラーにあわせてクリームホワイトとグレーの2色を用意。サイズは幅27×奥行き23.5×高さ11.5cm、容量2.2Lサイズの鍋です

小さなボディでごはんとおかずを同時調理できる炊飯器

もうひとつの新製品は小型の炊飯器「クッキングライスクッカー」です。本体サイズはコンパクトですが、炊飯容量は0.5合~3合。箱型の一風変わったデザインや、ごはんとおかずを同時に調理できる点が特徴です。炊飯器の内鍋といえばダークグレーが一般的ですが、クッキングライスクッカーのクリームホワイトカラーは、内鍋も白色であるところに注目です。

  • 箱型の「クッキングライスクッカー」。本体サイズは幅19.6×奥行き25.1×高さ19.1cm、重さは2.1kg。手で持つと小さめなのがわかりやすいですね

  • クッキングライスクッカーと付属品。炊飯器本体に内鍋、調理トレー、しゃもじ、計量カップ、シリコンミトン

  • 内鍋のサイズが一般的な炊飯器より小さめ。なので、しゃもじは小径鍋のすみっこのごはん粒もしっかりすくえる専用形状に設計したそうです

ごはんとおかずを同時に調理する場合は、炊飯用の内鍋に、食材と調味料を入れた付属の「調理トレー」を乗せて「白米」モードでスタートするだけ。今回の体験会では、内鍋でショウガごはんを炊いて、調理トレーで煮魚を同時調理しました。

  • クッキングライスクッカーの操作部。「ていねい炊き」は、お米の浸水時間を通常より30分ほど長くとって炊飯するモード。低温調理やおかずを作る専用の「蒸す/煮る」モードも

  • ごはんとおかずを同時調理したい場合は、炊飯用の内鍋に調理トレーをセットして「白米」モードを選択。同時調理の最大炊飯量は1.5合です

  • 体験会で調理したショウガごはんと煮魚

内鍋で白米を炊きつつ調理トレーでカレーを作れば、ごはんとカレーが同時にできあがります。また、クッキングライスクッカーの「蒸す/煮る」モードなら、内鍋でスープ、調理トレーで蒸し野菜など2種類のおかずを作ることもできます。工夫しだいでさまざまな調理が楽しめそうです。

  • 会場で調理したハヤシライス。一度に約2人前のごはんとハヤシライスを同時に作れました

  • 蒸す/煮るモードで調理したカボチャの煮つけ(内鍋)と、鶏ささみの南蛮蒸し(調理トレー)

  • 調理後に洗う必要があるのは、内鍋、内蓋、蒸気口パーツの3点。同時調理の後はこれに加えて、調理トレーも洗います

以上、レコルト秋の新製品で気になる2種類の調理家電でした。いずれもレコルトらしいデザインと、ちょっと便利で魅力的な機能を備えています。個人的に注目したのはクッキンググリドル。ホットプレートとしてだけではなく、卓上IHヒーターとしても利用できるコストパフォーマンスのよさが魅力的です。