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Adobeの生成AIが使えるモバイル版「Adobe Express」アプリ最新版、ベータ版の今ならFireflyを無料で利用可

 アドビ(Adobe)は7日、iPhoneとAndroidスマートフォン向けの「Adobe Express」スマートフォンアプリ最新ベータ版を発表した。

 今回から、同社の生成AI「Adobe Firefly」の「生成塗りつぶし」、「テキストから画像生成」、「テキスト効果」が利用できる。

 たとえば、プロンプトを入力することで新しい画像を生成できる「テキストから画像生成」機能、手元にある画像にプロンプトで人物やオブジェクトの挿入/削除/置き換えができる「生成塗りつぶし」機能が利用できる。

 また、テキストを使った素材を作成時など、プロンプトでテキストに装飾やスタイルを追加し、見る人の注目を集める見出しやコピーなどを作れる「テキスト効果」機能もサポートしている。

 このほか、動画編集機能やテンプレートなどが機能拡充されている。

 なお、作成したファイルには、コンテンツクレデンシャルを含めることができ、作成者の名前や作成日、作成に使用したツールや、どの素材をどう編集したのか、生成AIの利用有無も含めて確認できるようになる。これにより、そのコンテンツが信頼できるものか、ユーザーが判断できる情報を提供できる。

 「Adobe Firefly」機能などの一部機能は、プレミアム機能として有償会員が利用できるが、ベータ期間中は無料で利用できる。Android版アプリは、Google Playで配信されている。iOS版アプリは、ユーザー数制限のため待機リストへの登録が必要。