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マイクロソフト、Teamsの会議内容を自動でOneNoteにまとめる新機能

 米Microsoft(マイクロソフト)は、オンライン会議ツール「Microsoft Teams」で開催された会議について、日付、説明、出席者などの欠かせない情報に加えて、AIが自動生成した会議メモ、AIが提案したタスク、Teamsの会議中に共有または生成されたドキュメントなどを「OneNote」にまとめる、新しい「会議の詳細」機能を提供する。

Teamsの会議内容を自動的に「OneNote」にまとめる機能を提供

 「会議の詳細」は、組織向けのMicrosoftアカウントでは2024年4月以降に利用可能となる。OneNoteのバージョン2404 (ビルド 17528.20000)以降が必要。

 また、Current Channnel(Preview)向けには、バージョン2403(ビルド 17425.10000)以降が必要で、6月に提供される。なお、インテリジェントな会議の概要の取得には、Microsoft Teams Premiumライセンスが必要となる。

 この機能は、Windows上のOneNoteにのみ提供されるが、将来的に他のプラットフォーム上のOneNoteに展開される予定という。また、サードパーティのメールアカウントおよびカレンダー、共有カレンダー、新しいOutlookから「OneNoteに送信」に添付するファイルおよび、新しいOutlookから「OneNoteに送信」でAIが生成したコンテンツには現在対応していない。

 これらの制限によって、既存のワークフローが崩れてしまう場合には、Googleのメールアカウントをサポートする旧バージョンも利用できる。Googleのメールアカウントをサポートするバージョンを使うには、ファイル>オプション>会議の詳細から、「新しい会議の詳細を有効にする」チェックボックスをオフにする。