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メルカリのスポットワーク「メルカリ ハロ」が全国展開、地方の人手不足にも対応

 メルカリは16日、すき間時間に仕事ができる「メルカリ ハロ」を全国展開すると発表した。これまでの首都圏に加え、全国でスポットワークサービスを提供する。

 日本全国のユーザーが、メルカリアプリから利用できるようになり、北海道から九州まで、全国5万店舗で働けるようになる。実際に働けるのは22日の求人からとしている。

さまざまな年代/属性のユーザーが登録

メルカリ 執行役員 CEO Workの太田 麻未氏

 3月6日のサービス開始から約1カ月で250万人の登録者数となった「メルカリ ハロ」。

 メルカリ 執行役員 CEO Workの太田 麻未氏によると、登録者の年代はさまざまで、一番多い20代で30.1%、一方で30代は24.8%、40代も20.8%と大きな差は見られないという。また。属性としても、34%のユーザーが社会人の副業として利用されているといい、「スポットワークは若者やアルバイトがするもの」にとどまらない利用ユースがあると話す。

地方でも働き手が不足

 外国人観光客の増加で、観光地などでより一層働き手が必要とされており、都心部だけではなく地方でも働き手不足が発生していると太田氏は指摘。

 「メルカリ ハロ」の全国展開で、2300万人以上のメルカリ利用者と全国のパートナーをマッチングさせ、「深刻化する地方の人手不足の一助になれば」と太田氏は、社会問題解決の意義もあると説明する。

大阪拠点を開設

 また、今回の全国展開に合わせて、大阪に拠点を設立した。

 拠点開設に関しては、パートナー企業の開拓のためだとし、日本全国に求人パートナーを展開すべく、東京と大阪のオフィスから営業活動を行っていくとしている。

ドミノピザでも活用

ドミノ・ピザ ジャパン 事業推進部部長の大森 力氏

 パートナー企業のひとつであるドミノ・ピザ ジャパン 事業推進部部長の大森 力氏は、同社の店舗拡大にあわせて「人材確保が重要」と指摘。同社の業界内では、すでに人手不足になっているといい、業務委託契約による配達などに加え、「メルカリ ハロ」のようなスポットワークサービスを積極的に活用していると話す。

 「メルカリ ハロ」については、立ち上げたばかりのサービスだが「求職者が多く、サービス母体の大きさを実感した」と説明。

 また、リピーターも多く、オリエンテーションを行う必要がないため。出社すればすぐに勤務という形がとれるのもメリットの一つに挙げる。希望するユーザーには、アルバイトなど長期雇用で働く機会もあるという。リクルート活動の面では、「メルカリ ハロ」で一度働くことで、求人者の不安解消にもつながるとしている。

今後「フォロー機能」や「評価機能」など機能の充実へ

 全国展開に合わせて、求職者とパートナー企業の双方でキャンペーンが実施される。

 また、アプリではお気に入りの店舗の求人情報をすぐに確認できる「フォロー機能」や、「評価機能」の実装を目指すという。

 「フォロー機能」では、これまで一覧から辿って探すしかなかった特定の店舗の求人情報を、フォローしておくことで求人があればすぐに確認できるようになる。

 「評価機能」では、求職者と店舗それぞれが評価できるようなものになると太田氏はコメントする。

左からメルカリ 執行役員 CEO Workの太田 麻未氏とドミノ・ピザ ジャパン 事業推進部部長の大森 力氏