![]() | 休刊中の「レコード芸術」クラファンでWeb復活なるか? 創設の狙いを聞いた | -----------![]() | |
2024-04-03 23:20 | ????0? | ||
「レコード芸術」(レコ芸)は、クラシック・レコード評論の専門誌として1952年3月に創刊。長年にわたりクラシックファンや音楽関係者に愛読されてきており、筆者の実家でも長らく「音楽の友」とともに本棚の一角を占めていた記憶がある。しかし70年以上続いてきたレコ芸も、「近年の当該雑誌を取り巻く大きな状況変化、用紙など原材料費の高騰など」を理由として、2023年7月号(6月20日発売)をもって紙媒体は休刊となった。音楽之友社は休刊の告知のさいに「『レコード芸術』として70余年にわたり培ってきた財産をどのようにして活用していくべきか、鋭意研究する」とコメントしており、その後2024年3月26日に、同誌をオンラインメディアとして生まれ変わらせるべくクラウドファンディングを行うと発表。同社によれば休刊後も継続を希望する声が数多く寄せられ、レコ芸の継承のあり方を探る中でたどり着いた答えが「レコード芸術ONLINE」の開設だったという。レコ芸ONLINE創刊の狙いは、「クラシック音楽メディアを愛するすべての人々が一堂に会するポータルサイトの創出」。“レコード芸術を軸に意見交換できる場を復活させたい”という想いのもと、クラシック音楽の“批評の場”を維持することをめざす。さらに従来のレコ芸読者だけでなく、「マニアというわけではないが、特定の奏者を追いかける“推し活”をしている人」などをビギナー層と位置づけ、そうした人々を取り込みながら読者として定着させることも狙う。このほか、従来は年に1回開催してきた「レコード・アカデミー賞」に代わり、「新レコード・アカデミー賞(仮称)」というアワードを改めて創設することや、紙媒体のムック「レコード芸術総集編(仮称)」を刊行する方針であることも明らかにした。このムックには、レコ芸ONLINEから1年間の新譜データや「新譜月評」、連載などの記事を厳選しつつ、オリジナル記事も加えて1年を振り返る構成にするとのこと。時枝社長はまた、「レコード芸術に対しては3,000名を超える署名が集められたほか、音楽関係者からの嘆願書、さらにはレコード会社、執筆者、海外を含む演奏家などから、復活への要望が絶え間なく寄せられた」とコメント。『このまま何もしないことの方が音楽之友社への信頼をなくすことにつながるのではないか』、『音楽之友社にとって(ONLINEメディア化に)チャレンジする姿勢が大切なことなのではないか』と社内でもさまざまな議論があったことを明かし、「本誌の価値や位置付けをクラウドファンディングというかたちで市場に改めて問いたい」と話した。 -- ???????? | |||
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